子どもの怪我について
子どもは未発達なため、怪我が重症化しやすいです。好奇心旺盛で危険を顧みない行動も多いため、日頃から怪我の予防に努めることが最も重要となります。
また、お子さまが怪我をした際、軽視せず慎重に観察し、以下の症状が見られる場合はすぐに受診、または救急車を呼ぶ必要があります。
- 反応が鈍い、意識がもうろうとしている
- 呼吸に異常がある
- 傷口が大きく、出血が止まらない
- 骨の変形や強い腫れ、痛みがある
特に、頭部、顔面、首の怪我は、脳や眼球などの重要な臓器に影響を与える可能性があるため、無理に動かさず、状況に応じて冷静に対処することが重要です。
子どもの怪我の種類
切り傷
水道水で洗い流し、出血があれば清潔なガーゼで圧迫止血します。深い傷は神経や血管を傷つけている可能性があり、慎重な対応が必要です。
すり傷
水道水で十分に洗い流し、土や砂を取り除きます。消毒はせず、傷口を乾燥させないようにワセリンを塗るか、絆創膏で保護します。
刺し傷
浅ければピンセットで刺さった物を抜き、洗い流して止血します。深い刺し傷や感染のおそれがある場合は病院での処置が必要です。
咬み傷
大量の水道水で洗い流し止血します。特に猫の咬み傷は感染リスクが高いため、必ず病院を受診してください。破傷風予防のため、予防接種手帳を持参しましょう。
火傷(やけど)
やかんやポットの熱湯、調理中の油、炊飯器の蒸気、アイロンなど、身の回りには火傷(やけど)の原因となるものが多くあります。火傷をした場合は、まず患部を流水でしっかり冷やしましょう。痛みが強い、水ぶくれができた、範囲が広い場合は、無理をせず早めに医療機関へご相談ください。
ねんざ・脱臼・突き指
決して指を引っ張らないでください。冷やして安静にし、腫れや内出血に対してはテーピングなどで軽く圧迫し、患部を心臓より高い位置に保ちます。変形や強い腫れがある場合は、骨折の可能性があるため速やかに受診しましょう。
肘内障(ちゅうないしょう)
転倒や腕を強く引っ張られて肘の靭帯から骨が外れかかった状態(5歳以下に多い)。腕を動かせない場合は、医師による整復が必要です。
赤ちゃんの頭部打撲
強い衝撃を受けた場合や、軽い打撲であっても、いつもと様子が違う、嘔吐を繰り返す、ぐったりして反応が鈍い、手足の動きがおかしいなどの症状がみられる場合は、速やかに医療機関を受診してください。頭部は無理に触らず安静を保ち、可能であれば冷やしながら、お早めに当クリニックまでご相談ください。
打撲の症状と治療について
- 症状
衝撃が加わり、皮膚の下で出血する皮下出血(青あざ)が見られます。青紫色から黄色・茶色へと変色し、徐々に消えていきます。 - 対処法
ぶつけた直後は、冷たい濡れタオルやタオルでくるんだ保冷剤で患部を冷やします。冷却シートは深部まで冷やす効果が低いため推奨されません。 - 注意点
胸、おなか、頭部を強く打撲した場合は命に関わるおそれがあります。ぶつけた直後に症状がなくても、意識がはっきりしない、何度も吐く、痛みが強くなる、呼吸が苦しそうなどの症状が時間経過後に出た場合は、直ちに救急車を呼んでください。
マメの処置も対応
当院ではまめ(たこ、うおのめ)などの治療も行っています。
放置しておくと生活に支障をきたす可能性がありますので、早めに受診するようにしましょう。
- 胼胝(タコ)
比較的広い面積で角質が増加します。スポーツ選手の豆と同じような状態です。痛みを伴わないことが多いのが特徴。 - 鶏眼(ウオノメ)
小範囲に力が集中し、歩行時のねじれなどにより、皮膚の奥に硬い角質の芯(核)が形成されます。力を加えると「小石を踏んでいるような痛み」を伴います。
福岡県田川郡で子どもの怪我・打撲治療をお探しの方へ
好奇心旺盛なお子さまは怪我がつきものですが、適切な処置が大切です。切り傷、すり傷、打撲、突き指など、子どもの急な怪我に対し、当院では迅速かつ丁寧に対応いたします。ご家庭での応急処置を含めご相談ください。